銀座散歩の続き。
有楽町駅、複数路線が通ってますが停車するのは山手線と京浜東北線。しかも京浜東北線は日中、快速は止まらないので有名ですが駅そのものは大きくないですね。
それでも駅ビルはないですがマルイやITOCiAなどのショッピングモールがあり、この前の広場ではいろんなイベントも行われ、たくさんの人で賑わっています。
この日は東京国際映画祭のイベントで関係者のストラップを着けたゴジラがいました。
そして、イベントのテント裏にこっそりあるのが、
南町奉行所跡の石碑、、、石ではないです。石っぽく見せている電気制御盤ですかね。
南町奉行と言えば大岡忠相。八代将軍徳川吉宗の時代の実在の人物で、江戸の町火消の創設や教科書で有名な目安箱の嘆願に基づき小石川養生所の設置に尽力、享保の改革の中心メンバーの一人でした。昭和世代なら誰でも知っている時代劇「大岡越前」で大岡裁と呼ばれる人情味あふれる、公正なジャッジで有名ですが、それらは大岡政談と呼ばれる小説、戯曲で同時期の北町奉行中山時春の判例や架空の話が多いようです。おそらく人気のあった有名人を主人公にした方が盛り上がると判断されたんでしょうね。
これは別の日にみたときの写真。ひっそりと説明の銘鈑があります。
こちらの石は奉行所の建物に使われていたものらしいです。扱いが雑ですが。
この広場の前にあるのは東京交通会館。と言っても、交通に関する博物館とかではりません。
新潟、富山、大分など地方のアンテナショップが入っています。
一番有名なのは北海道どさんこプラザですね。
こちらの三階の屋上庭園には休憩できるフリースペースがあります。
ここは持ち込みOKなのでアンテナショップで買ったスイーツとかを食べることも可能です。こちらは先ほどの北海道どさんこプラザで購入した夕張メロンソフトです。ミルクソフトが定番ですがこちらもお勧めです。
ここからは東京国際フォーラムや
読売会館が見えます。今はビックカメラですが昔は「有楽町そごう」でした。以前の記事で歌碑を紹介した「有楽町で逢いましょう」はこのそごうのCMソングだったそうです。デパート、百貨店が憧れの時代の話ですね。
そして、ここは東海道新幹線を愛でるためのスポット。
運が良ければ幸運のドクターイエローに遭遇できます。
運行日時は秘密ですが、ネットで調査するとマニアたちが予測した運行カレンダーが見つかりますね。のぞみの場合、時刻は有楽町付近だと11:30から12:00くらい。大井車両基地を出て一度東京駅に行ってから戻ってくるのでチャンスは2回あります。
ドクターイエローのときは混雑しますがその日時帯以外は混まないので鉄道ウォッチの子連れスポットとして最適ですね。ドクターイエローも東京駅のホームで見るよりかは全然人が少ないので間近で見れるわけではないですがお薦めポイントです。
交通会館の前の道を南東に進み、外堀通りを横断すると銀座マロニエ通りです。
有楽町駅から銀座に行くとき、ここを通って行く人も多くいて、
MaxMaraなどの高級ブランドショップが並んでいます。通りの由来であるマロニエが植えてあり、ちょっと良い雰囲気の裏通りです。
それと直交する並木通りも雰囲気が良く、
ガス燈もいい感じですね。
(つづく)